高校に入った後になぜ成績が下るの?

今年の大学進学希望の高3組。

推薦入試にて無事に大学合格を果たしました!

おめでとう!

来春からは福岡市で頑張ってください(北九州市を離れてしまってちょっと寂しいです)。

 

大学受験も一段落かなっていうところですが、次に待ち構える高2生、高1生への指導が始まります!

「高校の勉強は難しいよ」

「頑張らないと高校に入ったら成績が下がるよ」

と言い続けてきたので、今のところ、成績はキープしてくれています。

彼らも推薦入試での合格を目指しているので、内申点の高得点は欠かせません。

推薦入試を受けるたいなら、定期テストは高1の最初から気を抜けないことを知っていると、テストに対するモチベーションが違います。

というか、定期テストで「欠点」スレスレの学力だと共通テスト突破自体が厳しいです。

それでも、追い込みで頑張ってくれる生徒も時々いるのですが、やっぱり、成績は下がらないにこしたことはないです。

 

ここからは成績が下がっちゃった生徒向けのお話。

高校に入ってから成績が下がったのは、勉強が難しいこともありますが、それよりも、同級生たちの学力構成が中学とは違うということです。

高校は同じような学力の生徒が集まります。

中学ではそんなことありませんよね。

 

もし、中学のときに成績が上位だとしたら、学校の勉強が自分の学力よりも易しめだったのかもしれません。

中学の授業って、学力が中間層から下位層の生徒にわかるように丁寧に教えてくれます。

生徒みんなが理解できないといけないからですね。

なので、成績が良い生徒は、授業中の先生の話である程度は理解できた。

というか、物足りないな…。

そんな経験があると思います。

 

でも高校では学習内容が高度になります。

授業は学力の上位層に合わせて行われます。

自分と同等かそれ以上の学力のある生徒に合わせて行われる授業は、中学の時のようにはいきません。

授業にしっかり向き合わないと、あっという間に成績を下げてしまうのです。

 

でも、中学の時に勉強をしてきた生徒なら、挽回する術も知っているはず。

「よし!基礎から覚え直すぞ!やり直すぞ!」

そのとおりです。

まずは自分ができなかったことから基本に立ち返って、勉強しましょう。

 

ここで注意がひとつ。

学校の授業中に先生の説明でわからなかったことが、自分で解決できるほど高校の学習内容は簡単ではありません。

自分ひとりの力で解決しようとすると時間がかかってしまって、

ただでさえ時間がないのに、効率が悪くて次の試験に間に合わないこともあります。

 

そんなときは私たちを頼ってほしいと思います。

わからないことなら、どんな些細なことでも聞いてください。

高校で学力を下げないためにも出来る努力は続けてくださいね。

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