保護者説明会もひと段落しました。
そして、北九州高専を受験させたい保護者が多いことに気付かされました。
やはり人気ですよね。
さてそんな北九州高専の入試について。
保護者の方が気になっていることは推薦選抜の概要です。
カンタンにまとめてみました。
定員 | 120名程度(全入学者200名の60%が目安です) |
要件 | 中2・中3の内申点が重要! |
3学期制→2年の学年末(45)+3年の1学期(45)+3年の2学期(45)の計135点中110点以上 | |
2学期制→2年の学年末(45)+3年の1学期(45✕2)の計135点中110点以上 | |
選抜方法 | 調査書(200点)+作文(100点)+面接(100点)の計400点 |
こう見ると、内申点の重要度がよくわかります。
北九州高専に限らず、福岡県の高校入試は内申点が重要です。
1年生の内申点は関係ないとはいえ、内申点が大幅に上下することはあまりないので、1年生のうちから気にしておきましょう。
さて、内申点の要件でいうと、平均36.6なので、5が1教科で残り4が8教科といった割合がモデルケースになりそうですね。
当てはまりそうな場合は、北九州高専の受験を視野に入れてみましょう。
おっと、作文の内容を忘れていました。
令和5年度 | 5年後の未来の社会を予測した上で…(以下省略) |
令和4年度 | 多様な人々が共生できる社会を実現するために…(以下省略) |
令和3年度 | 「課題発見・解決できる人間」とはどのうような…(以下省略) |
令和2年度 | これまでにあなたが体験した実験・実習の中で…(以下省略) |
全部書いたら良くないかなと思い、以下省略とさせていただきました。
保護者の方はメールでご連絡いただければ、作文題目をお送りします。
では次に学力選抜ですね。
120名が推薦選抜で内定してしまうので、残り80名枠の厳しい戦いとなります。
定員 | 80名程度(全入学者200名の40%が目安です) |
選抜方法 | 筆記試験(5科)+調査書 |
配点の注意 | 理科と数学に傾斜配点アリ |
理科と数学に傾斜配点がされます。
少し詳しく見てみましょう。
理科 | 100点✕1.1 |
英語 | 100点 |
数学 | 100点✕1.6 |
国語 | 100点 |
社会 | 100点 |
調査書 | 45点✕3 |
合計 | 705点 |
理科が1.1倍(110点)、数学が1.6倍(160点)になります。
この段階で数学が苦手な生徒は難しいですね。
あとは注意点が調査書ですね。
これは3年生の学年末9教科の合計が3倍になります。
福岡県の公立高校よりも調査書が合格点に占める割合が低い(約半分)です。
つまり、学力選抜では、
「数学と理科にめっぽう強い!」
という生徒に利があります。
(とはいえ他教科もそれなりに得点できないといけないよ)
さて、北九州高専の入試について触れてみました。
いかがでしたか?
ちなみに選抜日程は、
推薦選抜が1月20日(土曜)、学力選抜が2月11日(日曜)です。
受験する生徒はオープンキャンパス(説明会)に必ず参加しましょう。